愛媛県民は躁鬱気質
宮城は躁鬱質の人間を「社交的、現実的で、他人との間に隔てをおかぬと同時に、愉快な気分の躁状態と憂鬱な気分の鬱状態をくりかえす」と規定し、四つの型に分類しました。
●朗らかで頭の回転が早く、でしゃばりで遠慮がなく、生き生きしている陽気型
●よく働き、仕事を楽しむ活動家型
●機嫌のよく、もの静かな温和型
●内向的で不安で憂鬱に傾くが、友人との交際を嫌うわけではない陰気型
愛媛は躁鬱質のほとんどすべてのタイプをみせ、これが東予、中予、南予の違いにつながると宮城は指摘します。東予は「活動家型」、中予は「温和型」「陰気型」、南予は「陽気型」に属するというのです。
東予人は物事に熱中し、強い義務感を持ち、徹底的に仕事をしますが、しばしば「がめつい」という評価を与えられるのが特徴。
中予人は俳句のような文化的活動をおこなうのに長け、高浜虚子は「温和型」となり、正岡子規は「活動型」に近い「温和型」になるそうです。
南予人は陽気、活発でユーモアに富みますが、黒潮沿岸の分裂質帯に近接しているため、まれに土佐に似た強気の性格となり、我の強い執念の人間がうまれるといいます。 |