日本全国の唐揚げ
日本唐揚げ協会では、大分県中津市を「からあげの聖地」、お隣の宇佐市を「からあげ発祥の地」としています。
中津市には、たくさんの養鶏場があり、鶏肉を使った唐揚げへのこだわりが強いこの地方では、第二次世界大戦後、旧満州からの引き揚げ者が中国での食べ方を再現したといわれています。宇佐市は、四日市に日本初のからあげ専門店があったことから、大分からあげの元祖としています。
大分県は鶏の消費量が日本一。その中でも、宇佐市と中津市は、人口か少ないにもかかわらず、多くの唐揚げ専門店がひしめき合う「からあげ激戦区」となっています。味付けは少し甘めですが、消費量日本一らしく、多くの人人が皮揚げを買い求めます。
長崎には「ゴーレン」という唐揚げがあります。名前の由来は、ポルトガル語で鶏を意味する“ガリーニャ”からという説、インドネシア語で焼く・揚げるを意味する“ゴーレン”からという説がありますが、はっきりしません。これは卓袱(しっぽく)料理の一品として提供する店があります。作り方は鶏モモ肉を酒、醤油、砂糖、ショウガ、ネギなどを合わせたタレに漬け、片栗粉や薄力粉をまぶして揚げたものです。
愛知県名古屋市の「手羽先」は、唐揚げにした手羽先にタレを塗り、塩コショウやゴマをたっぷり振り掛けます。中華料理の「油淋鶏」をアレンジしたものですね。
宮崎県の「チキン南蛮」は、唐揚げにタルタルソースをかけたもの。地元宮崎では鶏肉の「ムネ」と「モモ」のどちらの部位を使うかで論争が起きているといいます。 |