土井中照がお送りする「ミラクルワールド=愛媛」のご紹介です。
歴史や民俗、食材、郷土料理、名産品、パワースポット、県民性など、びっくりする情報をお届けします。

愛媛のフィギュア

フィギュアキャンペーンの参加体験

平成18年(2006)の初夏、僕のところにメールが届きました。
当時の僕は、会社員の管理職からライターになって5年目。地方では珍しい1万部以上のベストセラーを出し、『やきとり天国』で地域おこしの旗手として、名前が知られてきた頃でした。

内容は何かというと、サッポロビールの海洋堂フィギュアキャンペーンに参加してくれないかというもの。
嫁さんに相談したら、接待に参加すべきだといわれ、「過去のフィギュアをいただいて、私にちょうだい」という条件を飲まされました。

打ち合わせは神田にある広告代理店。玄関に大魔神のフィギュアがどんと置かれています。打ち合わせ内容は、中四国のトリビア情報を入れたコラムを9月いっぱいで作ってくれというものでした。7月末までに何にするかを決めるから、それからの執筆活動になるとのこと。
もちろん15種類のコラムなら、すぐにでも書くことができます。他に、フィギュアに向くものがあれば、それも提案してくれというのです。残念ながら、海洋堂のスタッフは同席していませんでした。

僕は、中四国9県のネタを提案。愛媛県では、しまなみ海道の来島海峡大橋、道後温泉、別子銅山、四国カルスト、松山城、宇和島城、闘牛などをフィギュア向き素材として提案しました。

フィギュアの内容

ところが、7月末に送られてきた内容を見てびっくり。このようなものでした。

1.山陽新幹線500系のぞみ(中国地方)
2.山口線蒸気機関車C57-1「貴婦人」(山口県)
3.出雲大社(島根県)
4.厳島神社の大鳥居(広島県)
5.四国遍路(四国地方)
6.阿波踊り(徳島県)
7.鳥取砂丘(鳥取県)
8.下関のふく提灯(山口県)
9.四万十川のアカメA(高知県)
10.四万十川のアカメB(高知県)
11.土佐犬(高知県)
12.広島焼き(広島県)
13.讃岐うどん(香川県)
14.坂本龍馬像(高知県)
15.金田一耕助(岡山県)

愛媛県が入っていなかったのです。

これらにコラムとイラストをつけて送り、若干の訂正があったものの、無事に入稿OK。
フィギュアが送られてきたのは、年末になってからでした。キャンペーン用の箱入りフィギュア15個入りが2つ。裸で1つ。他にも、過去のキャンペーンのフィギュアが送られてきました。
それを見て嫁さんはニンマリ。そのフィギュアがどこにあるのかを、僕は知りません。多分大事にとこかにしまっているのでしょう。

海洋堂ホビー館を訪ねよう

今になって考えてみると、愛媛県では札幌ビールの売り上げが良くなかったのかもしれないと考えています。4つの高知県は「酒飲み県」ですし、2つの広島県も大きな歓楽街があります。マーケティングは、差合理的な経費で、いかに最大限の結果が得られるかを競いますから、それらを考えて愛媛県は外れたのかもしれません。

高知県の四万十市に「海洋堂ホビー館」があります。地図で見れば、四万十市からはあまり時間がかからないと思ったのですが、これが見事に失敗。国道439号は、「酷道439(ヨサク)」と呼ばれているほどひどい道でした。山奥に進むと普通車がすれ違えないほど道幅は狭くなり、道路はガタガタです。国道56号を通って四万十町から国道381号で向かうことをお勧めします。

もちろん、中国四国物産展のフィギュアも展示されています。