「やまじ風」とは
四国中央市宇摩に吹く「やまじ風」は、山形県の「清川だし」、岡山県の「広戸風」とならんで日本三大局地風と呼ばれています。法皇山脈の急な斜面を吹き下ろす「やまじ風」を、地元の人々は「狂風」「貧乏風」といい、台風のシーズンと重なると最大風速は秒速40mにもなるのです。
春や秋に多く吹くやまじ風は、フェーン現象を伴うため、急に気温が上がります。
「やまじ風」が吹く前には山鳴りがするといい、豊受山と赤星山に「けた雲」という特殊な雲がかかり「誘い風」という北寄りの風が吹いてきます。「けた雲」が高くなると、宇摩平野では風向がめまぐるしく変化して砂塵をまき上げる「まいまい風」が起こり、その「まいまい風」が終わると、やまじ風が本格的に吹きはじめるといわれています。最後は「かわし風」「返し風」と呼ばれる北西風に変わると、風は穏やかになっていきます。 |