今治で盛んな無尽
「無尽」とは、月に一度仲間が集まり、みんなからお金を集め、その中の一人にお金を得る権利が与えられるというものです。このシステムは、奈良時代から行われていたといい、無尽とか頼母子(たのもし)と呼ばれます。いわば庶民の相互扶助として始まったもので、江戸時代になると、宗教的な講と同様に、金融手段として確立し、大規模化して行きました。また、賭博にしたものもあり、しばしば禁令が出されています。
明治時代になると、無尽を商売にする業者が現れ、不利な契約をさせる業者がいたため、免許制となり、無尽会社として金融制度の中に組み込まれました。
のちに無尽会社は銀行に相当するほどの規模を持つものまで存在するようになり、戦後のに相互銀行法が1951年に成立したため、相互銀行となったところもあります。 |